お遍路とは、四国八十八箇所の霊場を巡る参拝のことで、神社・仏閣めぐりの一種といえましょう。
といっても、最近若者にも広まってきた神社・仏閣めぐりとは違い、お遍路には非常に長い歴史があります。
そもそも古来より四国は僻地と認識されており、仏道を歩む僧が修行を行う場所として知られていました。
ちょうど空海が四国に生まれ、この八十八箇所を踏破し、お遍路の先鞭をつけたといわれています。
伝承によれば、現在も空海はお忍びでお遍路を巡っているので、お遍路に出ると空海に会えるといわれています。