それだけに「手軽に」駄作と接することができるのです。
家でお酒を飲みながら、あるいは同好の士と突っ込みを入れながら楽しむことも可能なのです。
駄作の中には、アイデアそのものには光るものがありながらも、それが空回りしてしまっているものや
低予算によるチープな演出が逆に面白いといったケースもあります。
そうしたものを見つけ出し、ネットなどで公表する楽しみもあるわけです。
普通の映画好きにとっては一体何が面白いのかわからない楽しみかもしれませんが
好きな人同士、「選ばれた人間」といった考えに浸りながら語り合える楽しみもあるでしょう。
映画ならではのちょっとヘンな趣味であるとともに
映画の奥深さを伝えてくれる楽しみともいえそうです。